息子が生まれて7ヶ月経ちました。離乳食も5ヶ月から順調に始まりましたが、私は離乳食初期(5.6ヶ月)ほぼレトルトで乗り切りました。
何故なら、ペースト状にするのは大変。そして、初めての食品は毎回一匙(小さじ1)からあげます。アレルギーがあったら、大変なので、病院が営業している午前中にあげる必要があります。
それだけで大変なのに、全部いきなり手作りは無理。
結婚してから料理を作り始めたような人間である、私には絶対無理だと思いました。
そういう風に考え、手作りは避けていました。
だけど、2回食になったらそれなりに食べるようになります。
手作りしないと家計にダメージがきます。
なので、離乳食初期はレトルトをメインに。2回食が始まったら、手作りに挑戦してみよう!
ということで離乳食を手作りしてみました。
今回はレトルトの良さと手作りした結果について、書いていきます。
地域で行っていた離乳食の勉強会にも参加した際に、栄養士さんから教えていただいたことも記載します。
レトルトのメリットとデメリット
メリット
私がメリットに感じたのは、次の4点です。
- 最初に始める時の量や食材の柔らかさがわかる
- 栄養士が監修等、複数の方が携わってできている
- お湯を指定された量だけ入れるだけで完成
- 離乳食の提供が10分以内に完了する
とっても早く離乳食ができるので、息子が騒いでいても、すぐにあげられます。野菜の3種パックなど、複数の種類があるので、とっても助かります。
自分が作ったわけではないので、たとえ残されても、心のダメージは少なかったです。
デメリット
次にデメリットです。
- 「にんじんとかぼちゃ」のように複数混ざっている(単体で上げられない)
- 近所で購入するため、同じメーカーに偏りがち(栄養素が偏る)
- 商品によっては、量を調節できない。(スティックタイプの場合)
栄養士さんに言われるまで気がつかなかったのですが、「同じメーカーばかりだと栄養素が偏ってしまうので、複数混ぜるといいよ」とアドバイスをいただきました。
さらに盲点だったのは、「レバー」と買いてあるからといって「鉄分」が必ず含まれているわけではないことです。「子供にとって欲しい栄養素」という視点で見た時に、パッケージにその栄養素がどのくらい含まれているのか書かれていないことがあります。(その栄養士さんは、メーカーに問い合わせしたが「鉄分の含有量はわかりません」と回答されたとのことでした。)
レバーや鶏肉を細かくして離乳食をあげたいけど、実際大変なことです。栄養素は賄えないけど、アレルギーがないか確認するためだと思って、利用するのも手かもしれません。
手作りのメリットとデメリット
メリット
メリットです。
- 1種類ずつ食材を与えることができる
- 量を調節できる
- 月齢に合わせた柔らかさに調整できる
意外とブレンダーで潰すから少なくなると思ったのですが、予想より多く作れました。
フリージングする場合は、大体1週間で食べ切るように作るそうですが、野菜を7種類も用意していたため、余りそうだなと思いました。まだレトルトも残っているので、開封済みのものを先に使いながら、上手に作っていきたいと思います。
デメリット
デメリットです。
- ある程度、道具が必要になる
- 作る時間の確保が大変
つくるにあたって、道具を色々と用意しました。
用意した道具
①ブレンダー
②まな板とすり鉢
まな板とすり鉢をDAISO(100円均一)で買いました。
あとは自宅にあった茶こしを利用しています。
まな板は、栄養士さんが分けた方がいいというアドバイスを受けて買ったのですが、結局大人の料理を作るときにも使ってしまっています。薄いのはどうだろうと思っていたのですが、野菜を簡単に鍋に放り込めるし、汚れてもさっと洗えます。とても便利です!
すり鉢も栄養士さんからのオススメで購入したのですが、茶こしとブレンダーと役割が被ってしまって、ほとんど使いませんでした。
③お茶パック
今回、炊飯器を使って離乳食を作りました。野菜が混ざらないようにお茶パックを購入して、具材別に入れて作りました。
④保存容器
離乳食を冷凍保存するための容器です。フタもついているので、ラップをたくさん消費しなくていいですし、何か混入してしまうのも防げるので、とっても便利です。
作る時間の確保
初めてつくったので、4時間くらいかかりました。
味噌汁作るついでに、野菜を煮込むとか、工夫しないといけないなと正直思いました。
旦那の協力もないと厳しいです。ずっと子供の相手をしてもらいました。
15時くらいに作り始めて18時過ぎに完成したので、お風呂タイムに被ったり、夕飯の時間が遅くなったりして、申し訳なかったです。
自分の時間はタダではないので、時間短縮を考えた方が良さそうだと思いました。
実際に作ってみた
使った食材は、下記の通りです。(写真は一部です。)
- お米
- にんじん
- だいこん
- 玉ねぎ
- じゃがいも
- かぼちゃ
- トマト
夏野菜カレーができそうなランナップで、初めての離乳食作りをしました。
これらの食材にしたのは、動画などで見て、自分がやってみたい!と思ったからです。
お米は鍋でお粥にし、別の鍋でトマトとキャベツを煮ました。かぼちゃは電子レンジで柔らかくしました。それ以外は炊飯器を利用して、作りました。
結果、炊飯器で蒸していた野菜がブレンダーができるようになるまでに、1時間以上かかりました。
ブレンダーの音を初めて聞いた息子が怖がって、泣き、大変でした笑
出来上がり!!
トマトとキャベツの写真ですがこのようにできました。
作った量は先ほど紹介した、ブロックトレーが埋まるくらいできました。
無事できあがった時はとても嬉しかったです。
食べさせてみた!
結果、たくさん食べてくれました!
もともと食べるのが大好きな息子。
レトルトだろうが、手作りだろうが、息子には関係なかったようです。
ただレトルトの時より、明らかに量が多かったので、やや苦しそうでした。
おかゆ50mlにお野菜モリモリは多かったね笑(ごめんね!食べてくれるのが嬉しくてつい)
もちろん息子が飽きないように、一部味付けしています。
レトルトのコーンスープの素や出汁の素を容量守ってかけている料理もあります。
食べた時の反応としては、
甘いかぼちゃはぱくっと食べます。
お米はしぶしぶ食べます。
緑色の野菜は警戒します(笑)
ただ、最初の一口は食べてくれるので、そこで美味しい味がすることを認識すると、警戒しながらも食べてくれます。
次の日から、手作りの離乳食をあげたのですが、電子レンジでの解凍時間が長過ぎて、お粥が吹きこぼれる等大変でした。初めて、手作りの離乳食をあげるときは、いつもより早めに作り始めないといけなかったなと思いました。
今後の課題と反省点
次から気をつければ、失敗は少なく、もっと上手にできるはず!
今回初めて手作りした反省点を上げながら、どのように改善しようとしているか、まとめました。
反省①:作った量
今回、たくさん作り過ぎてしまいました。
1週間で、本当に食べ切るのか心配です。3回食にするには少ないけど、2回食にするには多いと感じました。お粥と、レトルトでは少ないタンパク質系(しらす、卵、ささみ等)を優先的に作って、野菜は買ったレトルトが余っているので、しばらくは2〜3種類に絞ろうと思いました。
反省②食品の選定
作ってみたい食材をメインで行いましたが、もう二度とやりたくないなと感じた食品もありました。
特にトマト!湯むきしてタネや硬いところを取り除かなくてはなりません。(消化しにくいため)
湯むきして、下処理していると
あートマトがぐちゃぐちゃになっていく…
皮もタネだって食べられるのに、すごく勿体無い…
と、どんどん悲しい気持ちになりました。トマトに関しては、レトルトやトマト缶を活用しようと思いました。
今回白身魚や卵など、タンパク質を作りませんでした。意外とタンパク質系のレトルトは少ない気がするので(うちの近所で見つけられないだけ?)、次回はレパートリーを増やすためも、やってみようと思います。
参考にしたもの
書籍
参考にした書籍は2冊あります。
1冊は前回も紹介した本です。
もう一冊は、1週間分の献立や作り方が載っている本です。もっと早く出会っていたら、献立を作る必要がないのでとても楽だったなと思いました。これから離乳食を与えるよって人はぜひ参考にしてみてください。
動画
いろんな動画を比較して、最終的に参考になったのは、ひろぴーファミリーの動画でした。
この動画を止め止めで見ながら、各食材を離乳食用に作りました。
お茶パックめちゃめちゃ便利でよかったのですが、ゴミが増えてしまうので、次回からはなしでやってみようかなと思います。
結び
以上、初めての離乳食作りでした。
いや1人じゃ厳しいよ。。旦那が子供見てる隙に作らないと大変だなと思いました。
児童館であった先輩ママたちは
野菜をひたすら煮込んで、離乳食の残りを全て味噌汁に入れてしまいます。
朝5時に起きて、離乳食や大人の夕飯まで作っています。
と色々工夫をされていました。2人目になると余裕がなくなってくるので、生協などを活用しているようです。2人以降は1人目で慣れていくとしても、自分なりに家事を短くする工夫が必要だと思いました。
ちなみに朝5時にご飯を作る先輩ママさんは、赤ちゃんと小学生のお子さんがおり、上の勉強をみたり、接する時間を増やすために早起きをされているとのこと。
私は将来、子供を合計3人欲しいと思っているので、子供との時間を大切にできるママになりたいなと思います。
まだ2回目の離乳食作りはしていないので、週末にまたチャレンジしてみます。
初回よりもっと手際良く作れますように!以上
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