「育児こぼれ話」は、筆者が日々の日常で感じたことをつらつらと書いている記事になります。
あー子育てしてるとこんなこともあるの!?と、我が家の日常を読んでいただければ幸いです。
※写真は全てイメージです。
2023年10月に娘が産まれました。
この記事では、上の子(息子)の心境の変化、具体的にどんな「赤ちゃん返り」があったのかまとめています。
赤ちゃん返りとは、今まで以上に甘えん坊になったり、今までできていたことを急にやらなくなったり、赤ちゃんと同じ行動をするような現象のことです。下に兄弟ができると、起こりやすくなります。
妊娠中、入院中、退院後の様子に分けて紹介します。
ちなみに今はだいぶ落ち着きましたが、息子なりに心の整理を頑張り続けているのは感じるため、ずっと息子の気持ちに対して丁寧に接していかないといけないなと感じています。
上の子と下の子への接し方についても紹介します。
「赤ちゃん返り」が心配な方、もうすでに退院して下の子が家にいて、上の子との対応がどうしたらいいのか分からなくて困っている方の参考になれば幸いです。
息子(上の子)と娘(下の子)について
娘が誕生する際、息子は1歳10ヶ月でした。
息子は、とても優しい子で、ある程度自分のルーティンやこだわりがある子です。
保育園ではお気に入りのおもちゃがあり、時々友達とバトルになることもあるようですが、先生の言っていることもわかるらしく、ちゃんと順番を待たないといけない時は堪えているようです。
娘が生まれる前は、だいたい同じ生活リズムで過ごせば、ご飯もお風呂もあまり手がかからず、保育園の送り迎えの時は自分から歩いてくれていました。
1歳半から言葉が出るようになって、「きゅーきゅうしゃ(救急車)」「ばふ(バス)」「うー(消防車)」というようになりました。
(車が好きになるのは、男の子あるあるなのでしょうか笑)
妊婦であった私が「今日は抱っこは厳しいから歩いてくれると助かる〜」とお願いすると、「うん!」と頷いて、頑張って歩いてくれることもありました笑
一方、娘はお腹の中で、めちゃめちゃ暴れていたので、お転婆な子かと思いきや、生まれてみると、とっても大人しく必要以上に泣かない子でした。(上の子が、触りにきても動じない!)
おっぱい飲むのも上手で、上の子の時は嫌だった授乳も全然苦痛ではありませんでした。
女の子だからなのか、息子より体力がないのか、お腹が満たされたらすんなり寝ます。
(ちなみに息子はお腹が満たされてもずっと抱っこしてほしいと主張する子で、大変でした笑)
どちらも健診で平均的な成長をしていて、健康体ですねと言われている兄弟です。
妊娠中の赤ちゃん返り
「赤ちゃん返り」は、妊娠中にも少しありました。
突然、ものすごい勢いで膝の上に乗ってきて、くっついてくることがありました。
お父さんがいるのに、お母さんがいいと突然わがままを言ったり、お父さんのことをわざと無視することもありました。(旦那は、よく息子をお散歩に連れたり、お風呂やおむつ、ご飯の世話等全般やってくれます)
本能的に何か感じるのかと思うくらい、ベッタリの日もありました。
これは赤ちゃん返りというのかわかりませんが、臨月付近で、今までほとんどしなかった、夜泣きを何回かしました。
原因としては、私が入院後、息子が寂しくないように、「お腹の赤ちゃんを産むために5日くらいいない日があるけど、帰ってくるから心配しないでね」と2、3回説明したからです。
当時仕事をしていたこともあり、夜寝る前の時間帯に2人で話ながら過ごしていました。
通常、保育園の先生から聞いた話を振り返りつつ、楽しかったことは何か確認しながら寝かしつけをしていたのですが、その時間帯に話をしたため、夜中に泣きながら起きてきました。
彼が安心する毛布があるので、それを渡すとすぐに泣き止むのですが、小さいながら、「お母さんがいない日がある」ということを受け止めていたように思えます。
入院中の様子(旦那談)
入院初日は、お母さんは朝早く出かけただけだろうと思っている様子だったと聞いています。
休みの日に、私1人で外出することもあったので、その感覚だったようです。
でも2日目にはおかしいとおもったようで、次第に元気がなくなってきたようです。
最終的には、遊びながら机につっぷしていたようです。
病院は起床時間から消灯までの間なら、通話が可能だったので、ビデオ電話を息子としました。
(LINE電話最高!!!本当に感謝です!!)
私の声を聞いて、息子は少し回復したみたいでした。
3、4日目には、自分の母が手伝いにきたこともあり、少し気が紛れたのか、ある程度元気を取り戻しました。
それでも寝る前に寂しくなるようで、下の子の授乳と被らず、問題がなければ、できる限りLINEのビデオ通話をしました。
いつもお気に入りの毛布を寝る前だけ、口に加えて、はむはむして寝ていたのが、保育園の帰宅後からずっとはむはむしていたようです。しかも毛布以外にもぬいぐるみも、はむるようになりました。
そんな状況の中、私が安心したのは、食欲は落ちなかったこと(笑)
ご飯はちゃんと3食食べていたようです。
退院後の様子
退院後に久しぶりに会った時ですが、特に感動の再会はなし笑
病院へお迎えにきてくれた旦那と一緒にお昼ごはんを買って帰宅したのですが、
夜うまく寝れず、息子は2度寝していたようで、とても不機嫌に迎えられました笑
しかも私の母に、寝起きの息子がべったりくっついていたところに、介入してしまったので、不機嫌そうに泣いていました。
初めてできた妹に対してですが、意外と受け入れていましたし、なんなら関わりたくて仕方ない様子。
ただ力加減ができないので
「頭、優しくなでなでしてあげて〜」
「手に触りたいのね。そっとタッチしてあげてね」
と触り方をレクチャーしました。
下の子との距離感が分からず、やりすぎちゃって下の子を泣かせていました。
仲良くやっていけるかと思いきや、授乳をしていると私を下の子に独占されているのが嫌なのか、授乳クッションの上に一緒に乗ろうとしたり、授乳クッションをつけようとするだけで泣いたりしました。
息子の寝かしつけを邪魔しないように、隣の部屋で授乳していると追いかけてきました。
もっと問題だったのは、下の子を抱っこしている大人に対して、甘えたがることでした。
でも、下の子は可愛くて仕方ないという感情もあるようで、敷布団で寝ている妹に近寄っては頭を撫でて、せっかく寝ているのに起こしてしまうことも多々ありました。
(大人にかまってほしいの?どっちなの?笑)
お気に入りの毛布のことを「もーもー」というようになり、息子が自身の気持ちを落ち着かせるために、自宅にいる時は手放せなくなってきました。
いつも登園時など、外出の際は歩いていたのに、一切歩かなくなりました。
息子が妹との距離感を早く掴んで、落ち着いてほしい。
いや落ち着くはずや〜!と思いながら、過ごしました。
この時期が1番大変でした。
退院してから1ヶ月くらい経つと、少しずつ距離感がつかめるようになりました。
寂しい時はだるまさんの絵本を持ってきて、登場するメロンさんとだるまさんがぎゅーするページを開いて、「ぎゅー」といいながら、ぎゅーしてくれます。
旦那がいると私と旦那を往復して「ぎゅー」をしてきます。自分なりに、寂しい時の打開策を練っているようでした。
まとめ
正直言って、大変なのは上の子のケアだなと痛感しました。
下の子の泣く理由は、お腹すいた!おむつを替えて!抱っこして!と理由は単純で、それが解決すれば寝るし、泣いていても、どこかへ転がって怪我する心配もありません。
上の子は体も心も発達している分大変です。
まず、何かを叩いたり壊したりだってできるし、自分の足でどこかへいくことも可能です。
泣いているところを声もかけずに放置すれば、後々もっと面倒になります。(大好きなご飯を食べずに放置したり、着替えるのをごねたり、寝ている赤ちゃんにちょっかい出して泣かしたり…)
下の子の世話が大変なときは、「じーーーっ」と言いながら見つめて、ちゃんと見てるよアピールしました。(結構嬉しそうでした。)
下の子が寝たあとは、一緒に絵本みたり、遊んだり、できる限りそばにいることを大事にしていました。
かまってアピールに全て応じることは無理ですが、少しでも安心感を上の子に持ってもらえるように、これからも頑張ります。
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