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「母性」は勝手に湧いてこない。育児の「常識」は、非常識?!

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子育て
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育児はこうではないといけないという「常識」みたいの多くない?

実際のところ、自分はコロナの影響でほとんど両親向けの教室へ行く機会がなかったのもあって、あんまり囚われていないと思っていました。

でも、実際刷り込まれている「常識」みたいなものってありますよね。

例えば、「お母さんは、赤ちゃんがお腹にいるときから、母性が湧いてくるけど、お父さんは…」

これ看護師さんが言っていた言葉なのですが、「母性」って言葉すんなり聞いていたけど、今思えば、本当にそんなものってあるのかなと考えてしまいました。

その他に、アレルギーの原因となるものは、早くに与えない方がいいとか、3歳まではお母さんが面倒をしっかりみたほうがいいとか(俗にいう3歳神話です)…いろいろありますよね。

そういう「常識」や「思い込み」は果たして、今もそうなのか、まとめてくれている本があったので、後半に紹介します。

母性って、赤ちゃんがお腹いる時に育つの?

正直に言うと、子どもがお腹にいても、生まれてからも、特に「母性」というものは、何にも湧いてこなかったですね。

お腹に子どもがいることは認識していましたが、人間が自分の体内できる不思議とつわりと戦っていました。愛おしいとかそういうドラマみたいな感情はありませんでした。

もちろん子供が欲しいと思っていたし、できたことは嬉しいけど、それだけでした笑

実際生まれてきたら、涙流して喜ぶ…なんてことはありませんでした笑

出産したのが初めてで、痛いし、お腹軽くなってなんだか嬉しいし、本当に赤ちゃんが自分の体内でできる(2回目)だなと思いました。が、愛おしいとまでは思いませんでした笑

2ヶ月過ぎるまで、自分の子どもなのに、しばらく実感がもてなくて自分の子どもと思えませんでした。自分でも赤ちゃんが産めるんだということ自体が不思議で、起きたら必ずいるし、起こされるし、赤ちゃんは不思議な存在でした。

新生児って、ほぼ無表情で、よく「赤ちゃんてお猿さんみたい!」と言われますが、私は「大仏みたい…」と思っていました笑

そんな私でも俗にいう「母性」というか、親バカになったのは4ヶ月過ぎてからです。よく笑うようになり、泣く以外の表現が出てきたころでした。6ヶ月に成長した今では、かわいくて仕方なくて、いつもギュッと抱きしめては「かわいい💕大好き❤」と1日に何回も伝えています。

家にあるデジタルフォトで新生児期の息子の写真が流れているのを見ると、その頃の息子にまた会いたいと思うという謎現象が夫婦で起きています。(おそらく、育児に慣れてきたのもあります。)

熱く語ってしまいましたが、まとめると

  • お腹にいるときから「母性」は湧いてこない
  • 子供が愛おしいと思ったのは、私の場合は4ヶ月から

今思えば、産んで体がボロボロな上に2、3時間ごとに起こされ、寝不足。でもこれからのことを考えないと行けない…というプレッシャーとか色々あって余裕がなかったんだと思います。

「母性」の正体

では母性とは何でしょう。母性は自動的に湧き上がるものなのでしょうか。これから紹介する『新生児科医・小児科医ふらいと先生の子育て「これってほんと?」答えます』では、下記の通りバッサリと切り捨てています。

いいえ

母性とは作られた神話のようなもの。子への愛情に性別や、産む・産まないは無関係です。

『新生児科医・小児科医ふらいと先生の子育て「これってほんと?」答えます』P64

何故、そのような結論になるか、丁寧に解説しています。

ざっくり私の言葉でまとめました。(ニュアンスが異なるかもしれないので、ぜひ本をチェックしてください)

  • 「母性」という言葉は明治以降作られた言葉
  • 戦争や高度経済成長時代等を通して、性別役割分業(男は仕事・女は家庭)という考え方が進んだ
  • 時代の変化の中で、「母性」という言葉は都合よく使われていた

簡単にいうと「母性」という言葉は、母親に育児を押し付けるための魔法の言葉なんだと感じました。

オススメ!『新生児科医・小児科医ふらいと先生の子育て「これってほんと?」答えます』

引用:版元ドッドコム

この本のいいところは、3点あります。

  • 監修している今西洋介さんの他に12人の方々が協力し合って、できているところ
  • 参考図書やサイトが明記されているページが多いところ(根拠が提示されている)
  • 疑問が見開きで完結している

中身の見本は下記の通りです。

ページの右側に、疑問と答えが書かれています。
左側にはエビデンス(根拠)や説明書きがあります。
ページの下には回答した人の名前が書いてあります。ページによっては、参考図書やサイトも明記されています。

引用:版元ドットコム
引用:版元ドットコム

一人の人が書いているわけではなく、複数人で専門家たちが協力して作成している本なので、信頼しても良さそうと思うことができました。気になったら、引用元を確認すればいいですし、他の書籍やかかりつけ医に聞いたら、より自分で納得した情報を得られると思います。

調べることは楽しい

自分にも思い込んでいるところが、まだまだあるかもしれません。でも、こういった本に出会えたり、本当にそうなのか調べると意外と楽しいです。(性格かもしれませんが…)

むしろ知らないことの方が、不安が余計に増えて、しなくていい心配して、疲れてしまうのではとさえ思います。

逆に調べ過ぎて心配な人もいると思います。

私が実践しているのは「3つ以上同じ話に触れたら、多分本当なんだろう」と考えることです。1つだと信用できないですが、3つ、しかも違うところで出てきたら、間違いは少ないんじゃないかと考えています。その情報が、専門家の意見だったり、国などがゆっているのであれば、現時点での正解なんだろうと思うようにしています。(詰まるところ、全てを調べる時間はないから、できる限りでいいや!って割り切るための指標でもあります笑)

結局、やってみないと正しいかどうかわからないこともたくさんあります。

前からこんな考え方はしてなかったけど、
やってみることに臆病になっていた自分が、出産や育児を通して、勇気を持って行動できるようになりました。私を信頼してくれる旦那と息子に日々感謝です。

この記事を書いた人
みやくま

みやくまは、夫と保育園に通う息子(2歳)と娘(0歳)合わせて4人で生活している共働きママです。
1人目を出産してから、急にお金のことを学びたくなり、簿記3級とFP3級を勉強中。お金の勉強の一環として、リベシティに在籍中。
読書が大好きで、毎週、息子と図書館にいっては上限ギリギリまで本を借りています。
最近K-POPにはまっています。韓国語がわかるようになりたーい!

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